Dr.HOUSE
2009年3月5日
医療ドラマ、という枠に入るのでしょうが
推理モノ好きにオススメできるドラマでもあります。
足が悪くて口も悪いハウス医師
患者に直接会って診断することを嫌い
「人は嘘をつく」
が口癖のひねくれ者ですが
誰もがさじを投げる患者、原因がわからず死にかけている患者の
病気を見つけて治療する腕は天才的
Dr.HOUSEの見どころは、最後の最後で病名が分かるところ
これが推理ショーのようで楽しいし
そんな病気があるんだぁと知識欲も刺激されます。
もうひとつは、ハウスを取り巻く人々とのやり取り。
心温まるシーンはほとんどない(笑)
でも、なんだか憎めないのがハウスです。
差別的発言も頻発します。
3人の部下のうち、キャメロンは女性だから女性差別的な発言
フォアマンは黒人なので人種差別的発言
チェイスは白人男性なので何もなさそうですが、お坊ちゃんぽいのでそのあたりをいじられてます。
上司にあたるカッディは、独身女性。
いつも胸元が開いた服について失礼な発言を繰り返します。
患者にも同様。子供だからって容赦しないし
よく患者さんを泣かせてます
病気の原因かもしれないのに人は嘘をつく
だからそれを知るためなら、患者の家に不法侵入するは
脅かすは、昏睡にしちゃうわ
色んな事をやらかします。
時々、ハウスは患者を診てるのではなく
病気探し=謎解きに夢中なだけ
と友人のウィルソン医師や部下にも言われたりします。
こうやって文章にすると、なんだかただの嫌な医者ですよね。
でも、どんなに口が悪くても、謎解きに夢中なだけに見えても
ちょっとした時に優しさを隠し持ってる雰囲気があるんですよね。
この辺はハウスを演じる、ヒュー・ローリーの魅力かなって思います。
個人的に、ハウスがちょっと反省したり、やりすぎたかなって思ったときなんかに
うつむき加減で口をむぐぐってするところが
子犬のようでお気に入りです
威張らせておいてあげて~、いじめないで~って思っちゃいます
基本的に1話で1人の患者を診るスタイルですが
シーズン毎にサブキャラクターが出てきて、その人との関係がシーズンを通して描かれていきます。
シーズン1では金もうけ主義の経営者
シーズン2では昔の恋人との微妙なやりとり
シーズン3ではハウスを起訴しようとする刑事
プライドが高いハウスは、絶対に折れない!
そんなところはサラリーマンがみると痛快かも?
私はシーズン3までしか見てないのですが
シーズン4が放送されるのが楽しみです。
Dr.HOUSEの魅力は見ないとわかりずらいので、気になってる方は
ぜひ一回見てください