妖怪ウォッチを自作してみました
2014年7月7日
品薄が続き、プレミアが付いてしまった妖怪ウォッチデラックスは
買えないので、自作してみる事にしました。
まずはどんなものなのか、ひたすらググること1時間
なんと自作されている方が多数いらっしゃいました。
◆参考にさせていただいたサイト
・ミツバチ・ボーイズ様
・ゆのともダイアリー様
私は姪っ子甥っ子に作ってあげる、暇な独身女ですが
何かと忙しいママさんが作ってらっしゃるとは・・・
愛を感じますね♪
アイディアを頂いて、私も100円ショップへ。
幸い自転車圏内に、ダイソー・キャンドゥ・セリアがあるので
100円ショップをはしごしました(笑)
以下、材料と作り方を簡単にまとめてみます☆
材料
◆腕時計
私はダイソーで購入しました。
(写真撮り忘れてます・・・)
バンド部分がシリコン製のようで、時計の本体を簡単に取り外せます
ちなみにセリアでも腕時計は売っていたのですが
バンドがもうちょいしっかりした素材で
金具で留めてあるので、外せない感じ。
フタを開けたり、腕にはめたりする際に、結構な力が加わるので
バンド部分は接着剤で付けただけだとすぐ壊れてしまうから
そのまま使えるのがベストです。
◆チークケース
メダルを入れるところになります。横にボタンがついてるわけじゃないですが
開閉する仕組を自分で作るのは難しすぎるので、これで代用。
うちの近所のダイソーには、この丸いタイプはなかったのですが
セリアとキャンドゥどちらにもありました。
ボディが白いし、表面の模様も少ないのでベストな感じ☆
しかもチークが収まっているところのサイズが
本物のメダルのサイズにかなり近い模様。
※本物のメダルを持っていないので、ネット上に記載があった寸法からの推測ですが^^;
◆マジックペン
主人公のケータが妖怪を見つけるためにライトを照らすようなので
時計に付けられるくらいの小さなライトをさがしていたのですが
これを使ったと言う記事を拝見して
真似させてもらいました♪
◆白いスチレンボード
ダイソーで、「カラーボード」として
5色入りで売っていたものを購入
400mm×450mm×厚2mm
◆フィルムラベル or ステッカーラベル
私はずーっと前になんとなく買っておいたものがあったので
それを使いました。
透明タイプだったので、本当は白いタイプの方がオススメです。
はがきサイズが4枚入って350円
◆ネジ
だいぶ前にホームセンターで買った小さ目のネジを使用。
5mmくらいの長さで、皿頭タイプだと思います。
ウォッチ1個につきネジ3個
◆接着剤
シリコンやプラスチックは、普通の木工用ボンドだと
うまくくっつかないので
「スーパー多用途超強力接着剤」
と言う力強い名前の接着剤を買ってみました。
これはさすがに100円ショップにはなくて、
100円ショップが入っているダイエーの文具売り場で買いました。
400円くらい
ホームセンターなんかだともっと安かったのかもしれません。
と言うわけで、だいたい1個400円くらい材料費が掛かっている感じです。
作り方
◆チークケースの準備
チークは使わないから取りたいんですが、接着されているので
そのままだと取れません。
チークだけほじくりだしても良いけど、もったいないですしね。。
まず、ケースの裏にキリなどで少しネジをさすための穴を作ります。
1mmにも満たないくぼみって感じです
※後でバンドを留めるので、位置はよく確認して開けるとキレイに仕上がります。
そこにネジをグリグリ入れて行きます。
そうすると、チークが収まっている入れ物に当たって
ぽこっと浮き上がります。
◆バンドの準備
時計部分を外します。バンドが柔らかい素材だから
特に大変なこともなく外れます。
バンドだけにしたら、模様を書きます。
私はプラスチックにも書くことができるタイプのペンを持っていたので
それで書きましたが、バンドを付けたり外したりするたびに↓こんな感じにはがれてしまいます。。
シリコンの特性のようで、シリコンに書いても落ちないペンは
ググっても見つけられませんでした。
模様を印刷して、「スーパー多用途超強力接着剤」で付ければ良いのかなぁ。
ここは未解決のままです。
◆ケースにバンドを留める
ネジで強引に留めちゃいます。
電動ドライバーがあれば楽だと思いますが
ちょっと疲れるけれど手動でも大丈夫でした。
ケースが壊れないよう、力加減をしつつくっつけます。
3か所留めるとこんな感じで、がっちり留まります。
◆ライトを付ける
マジックペンのキャップと一体化しているので
キャップの部分をノコギリで強引に切り離します。
ホームセンターで買ったピラニアノコで切りました。
少し時間はかかったものの、ちゃんと切れました。
ただし!
切ると、キャップの一番上に穴があきます(笑)
そのままではすぐにペンが乾いてしまうので
丸いシールを貼り、さらにセロテープで止めました。
数日経っても字が書けていたので、応急処置としては大丈夫そうです♪
これまた強力接着剤を使ってケースに固定。
この時、電池を取り換えられるよう、上部には接着剤をくっつけないように気を付けました。
【追記】実際にこどもが使ったら1分も経たないうちに取れました^^;
コメントをくださったTakaさんのように、ライトもネジ止めしないとダメみたいです
マジックペンで書いたところにライトを当てると
文字やら絵が見えるようになると言う・・・素晴らしいアイディア!
おもいっきりパクってしまいましたっ
◆時計部分を作る
私はWEBの仕事をしているため、
illustratorとかPhotoshopと言うソフトを持っております。
なので、元のイラストを見ながら自作しました。
直径43mmで作成。
↓
紙がもったいないので、ついでにメダルの方も
各妖怪のイラストはネットからもらってきてメダル風に加工
↓
それをフィルムラベルに印刷
↓
フィルムラベルはシール状になっているので
白いスチレンボードに貼り付けて
後はハサミでカット。
↓
時計のイラストのをチークがおさまっていたところに入れると
ちょうど2mmくらいの深さなのでピッタリと収まります。
裏からネジが少し飛び出しているので
そこにぐぐっと押しつける感じにすると
抜けずにフィットしたままになります。
【追記】
これまた実際にこどもが使ったら、ふたを開けたまま手をぐるぐるまわしたりして
あっさりと取れてしまいました。
ネジに軽く刺さってる状態じゃ強度不足なので、ちゃんと接着剤でくっつけた方が良いです
だいぶそれらしくなってきました♪
・メダル”もどき”達
本物のメダルは厚さが4mmと言う情報を見たので
最終的には2枚のメダルもどきを貼り合わせて
表裏で使うようにしました。
◆スライドさせられるようにする
チークが収まっていた窪みに
メダルをはめるタイプにする手もありなんですが
本物はスライドしていれるようなので
くぼみには時計のイラストをはめ込んでしまいます。
ただし、このままだと、メダルを入れても中で動いてしまうので壁を作ります。
本物のメダルの厚さに合わせるため、2mmのスチレンボードを2枚貼り合わせます。
(4mmのを持っていればそのまま使えるんですけどね・・・)
これを普通紙に印刷して、スチレンボードに
セロテープやボンドなどで仮止めします。
で、ラインに沿ってカット。
チークケースが開閉する部分に当たらないよう
上をカットするんですが細かいのでここはカッターも使いました。
本当は、レジンとかプラ板などで作ったらもっと格好良いと思います。
あと、参考サイトの方では、メダルを入れる時のレール(?)も
プラ板で作られたそうです。
私はメダルもどきを両面タイプにしちゃったので
いわゆる裏面がない状態なので、レールは作りませんでした。
というかプラ版が見つからなかったのと
面倒くさくなってしまったなまけものです(笑)
これで一応完成です(^^)
完成品の写真は↓こちら
接着剤の使い方
結構使い方を間違っていて、うまくくっつかない
と言う話を聞くので、一応メモ。
ケースに書いてある通りやれば大丈夫なんですが
まず、付属のヘラなどで、くっつけたいもの両方に
「薄く」均一に伸ばします。(下図 左の状態)
この時、心情としてはたっぷり付けたいところですが
空気中の水分を使って粘着性を出しているそうで
大量に塗ると、水分が足りなくて接着性も弱くなるそうです。
そして5~10分放置
すぐにくっつけなきゃ!!って焦りますが
放置することで空気中の水分を取りこむようです。
しばらくすると、ガムテープみたいな粘着性がでてくるそうで
そうなったら、二つを合体。(下図 右の状態)
素材によっては、しばらく動く状態ですが
早い物はすぐに動かなくなります。
どちらにしても1時間程度でかなり力を入れないと動かない状態になり
翌日にはしっかり固まります。
もちろん、かなり力を入れれば取れたりします。
特に今回の場合は、ライトは接着剤の力だけで固定しているので
子供が乱暴に扱うと取れる可能性大です。
(作りが悪い事は棚にあげて)物を大切に扱うことを学んでもらいましょう☆
あと、強力接着の難点は、乾いても透明にはならないこと。
ボンドだと透明になるからはみ出てもきにならないんですが
黄みがかった白い色で残ります。
丁寧に作業すればはみ出ないのでしょうが
おおざっぱな私ははみ出まくり^^;
そんなわけで、よく見ると荒が目立ちますが、こんな感じに仕上がりました~
ガイドになるレールはないので向きに気を付けて入れないといけませんが
スライドして入れる感じになってます。
・腕にはめてみた
もちろんメダルもどきを入れても音はしません^^;
小さくて安い、音を録音できるものがあると良いんですけど、さすがに見つからず。。
さらに↓こんなものを作って宝探しゲーム仕立てにしてみました。
A4の紙にマジックペンでヒントなどを書いて
妖怪ウォッチを使って家の中に隠してあるメダルを探させる趣向です。
・見つけたメダルには更なるヒントが隠されていて・・・・
ということで、ワクワクしながら遊んでくれる姿を想像して
今から夏休みが楽しみです(笑)
ちなみに、構想2時間、制作2時間、買い物3時間の約7時間!
遊ぶのに掛かる時間はたぶん15分!
効率悪過ぎですなぁ
子供の細い腕でもバンドの穴が足りているか
あとは、本物のメダルが入るのか
気になるところは多々あれど、
とりあえずは完成ということで、妖怪ウォッチ自作レポートでした~
2014/8/14追記
時々、アクセス解析をチェックするんですが、久しぶりに見たら
このページのアクセス数が当サイトで断トツでした。
2位のページの3倍くらいのアクセス数でビックリしました。
やっぱり品薄だから自作してみようと考える方が多いんですかね。
その後、甥っ子達にプレゼントしたので、どんな感じか追加報告しておきます。
まず、宝探しをして、ゴールに妖怪ウォッチを置いておいたんですが
小6の姪っ子は「作ったの?すごいね!!」って感じでしたが喜んでくれて
小3の甥っ子は、手作り品でも「妖怪ウォッチだ」と興奮して喜んでくれました♪
その後、妖怪ウォッチを使ってメダルもどきをさがす宝探しをしたので
30分くらい楽しんでくれたようです♪
その後も、ペンで紙に色々書いて、ライトで見たりと、なかなかウケは良かったです☆
子供たちに何か作ってあげる時は「せっかく」は禁句だと思ってはいるんですが
やっぱりウケが良いと、こっちもうれしくなりますね♪
・本物のメダル
なんでも良いから1枚買おうと思ってイオンに言ったら売りきれで買えず
甥っ子達に持ってきてもらったものを入れてみたら
ピッタリはまりました!!良かった☆
・音
後から思い付いたのは、バースデーカードなんかでみかける
10~30秒程度の音を録音、再生できるパーツを使ったら
召喚時の効果音くらいは出せたかもって思いました。
600~1000円くらいするんで、安上がりではなくなっちゃいますし
カードを入れた後で自分でボタンを押さないといけないとか色々ありそうですが
より本格的に作りたいなら一考の価値ありって気がします♪
・ライト
やっぱり5分も経たないうちにとれてしまいました^^;
大人が触るのと、子供が使うのでは力の加減が全然違うんですねぇ
もうちょっと頑丈に作れたら良かったんですけど
なかなか難しいので、取れたら直す、と言う心持でいるしかなさそうです
(私の場合はなおしてあげられないからママさんたちの手を煩わせてなきゃ良いんですけど・・・)
試作品はもっと脆い作りだったので、それだとあっと言う間に壊れてたんでしょうね。。
他の部分もすぐ壊れちゃったかもしれないんですが
なにしろ、姪っ子達なんで、その後どうなったかは不明です。
飽きるまで、しばらくは遊べたんならいんですけど。
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