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外貨預金ってネット銀行じゃないと損かも?

2013年7月2日

全然ブログのテーマとかけ離れたタイトルですが
外貨預金の事を調べてて気になったので書いておきます

20代の頃から株とか投資信託とか外貨預金はやってるんですが
ふと書いてみようと思ったのは、新聞の読者投稿で
退職金を株に投資、リーマンショックで半分の価値になってしまった・・・
なんて話を見かけたからです。

私も特に勉強したわけでもないし、大儲けできてるわけでもないんですが
今回、外貨預金を久しぶりにやろうかなぁと思って調べたので
初めてやるんだけど、どうなんだろう?と思ってる方の参考になればと思っています。

私が買った外貨

今回、私は豪ドル(オーストラリアドル=A$)を買いました。

外貨預金って、名前の響きからするとたんなる預金みたいですが
円で外貨を買って預金するので「買った」と表現しています。
そして、預金を解約する場合は、その外貨を「売って」円に戻します。

この「外貨」を売り買いするという感覚を持っているのは大事だと思うので
あえて買った売ったと表現していきます。

なぜ豪ドルかと言うと、オーストラリアが好きだから(笑)
もちろんそれだけじゃないですが、米ドルと比べて金利も良く
政情も安定しているし、行ったことがある国の方が安心感があります。

どこで取引したか

今回は住友SBIネット銀行で取引しました。

私は株取引をSBI証券で行っているので、連携しているネット銀行なので
もともと口座を持っていたのでここにしましたが、
より良い条件のところは探せばあるかも。

これも、「預金」しましたではなくあえて「取引」しました、としておきます。

外貨預金する時、一応リスク説明があったり
ネットでやる場合でも、読んでください、と言うリンクがありますが
細かく見ないと思うんですよね。
私もあんまりみないし(汗)

だからこそ、あえて安心感のある「預金」ではなく
リスクもありそうな「取引」ととらえてます。

外貨預金をする前に確認すべきこと

外貨預金の魅力は、日本の銀行より金利が良い事にあるので
年利3%
なんて文字を目にすると心躍っちゃいます。
だからまずは年利を確認するのも大切。
(以前は豪ドルだと12%とか書いてあった気もします・・・)

だけど、もっと重要なのは、TTSとTTBです。

外貨預金=外貨を売買する取引なので
売値と買値があります。それがTTSとTTBでです。
Sはセル(売る)、Bはバイ(買う)の意味です。
主語は金融機関側なので、私たちが外貨預金する(外貨を買う)時は、TTSのレートで買うことになります。
私もすごく詳しいわけではないので、正確な情報が欲しい場合は、外為専門サイトをチェックしてくださいね(汗)

で、銀行などの各金融機関は、基準となる相場に対し手数料分を上乗せして
自社での取引相場を決めています。(銀行側は売り買いするだけで利益を出しているわけです。)
こう書くと難しく感じますが

例えば、その日、1米ドル=100 だった場合
A銀行では、それに2円の手数料を乗せているとします。
そうすると、TTSは102円、TTBは98円

仮に10万円をドルに替えた場合
100,000 ÷ 102 = 980.39ドル
その日のうちに、円に戻したら
980.39 × 98 = 96,078円
で、3,922円 目減りします。

2円の手数料ということは2%の手数料で
買う時も売る時も掛かるから、合計したら4%の手数料を取られるわけです。

先ほど書いた年利3%よりも、高い!
もし為替相場が安定していて、1年後も同じ水準だったとしても
年利3%で得られた利息よりも、手数料の方が高いから
トータルで損をすることになるし、円高になってしまえば損は膨らむばかりなんです。。
もちろん円安になれば、利益が出ますが。

金利は各銀行のホームページに大抵記載がありますが
実際に現金を受け取る場合、トラベラーズチェックにする場合、外貨預金の取引の場合
で異なるレートだったりします。
また、通貨でも手数料はかなり違います。

米ドルは扱いが多いからか、他の通貨より手数料が少ないですが
豪ドルは金利が良い代わりに、手数料も多いので都銀では申し込む気になりませんでした。

ネット銀行と普通の銀行の違い

ようやくタイトルの話になりますが、ネット銀行の場合
TTSなどのレートが全然違います。

◆米ドル
某都銀 TTS:100.61 TTB:98.61(2.00%相当)
SBI TTS: 99.48 TTB:99.66(0.18%相当)

◆豪ドル
某都銀 TTS:94.02 TTB:90.02(4.00%相当)
SBI TTS:91.36 TTB:92.16(0.80%相当)

更に年利も結構違います
【年利】
◆米ドル
某都銀 0.01%
SBI 1.00% ※キャンペーン金利です。今は通常は0.1%くらい

◆豪ドル
某都銀 0.50%
SBI 2.10%

結構な違いですよね!

仮に100万円を1年間預け、1年後に為替変動がなかったとして計算すると
豪ドルでは、都銀だと約3万円のマイナス、SBIでは約1万円のプラスになります。
つまり年利のパーセントから手数料のパーセントを引いた分が実際の損益になるわけです。

もちろん、実際には為替相場は変動するから、円安になれば利益が出るし、円高になれば損が出ます。

預ける年数を5年などに延ばすことで、手数料分の元を取ったり
為替リスクを抑えることができますが
そもそも長く預けないと元が取れない手数料を取られていては、リスクは増すばかりですよね。

私は自分が取引している都銀とSBIで比較しましたが
SBIよりも良いレートのところはあると思います。
あちこち口座を開くと管理も面倒なので、
私の場合は1円でも良い条件で、と言うよりは便利さも考えてSBIにしました。

今回の記事の最大のポイントは
年利(例3%)-手数料(例4%)
が最終的な利益だから、手数料もよく見てくださいね!!
と言うことでした。

もちろん、都銀にも良さはあります。
世の中の人全員がネットを使いこなしているわけじゃないし
ネット銀行の方が、都銀よりも全体的なリスクが高い印象もあります。
また、窓口で相談して、詳しい説明を受けられると言うのは大きなメリットでもあります。
私も、ネット銀行を使っていても、金利が低い都銀の定期預金に預けてる分がありますし。
手数料は安心料なのかもしれませんね。

過去の取引

なんか、偉そうにご教示ているみたいですが、実際私もその辺がわかってなくて
失敗した人なのです^^;

初めて外貨預金をやったのは結構前なので
全体的にうろ覚えですが、2000年前後だったように思います。
最低限のリスクについては理解した上で
しばらく使う予定のない余裕資金40万円くらいを米ドルで預けました。

取引先はもちろん都銀。当時はネット銀行なんてメジャーじゃなかったですから。

当時の相場は115円~124円くらいで、かなり円安の時代です。

正確には覚えてないんですが、少し円高に振れた時に買って
1年後に少し円安になったら解約すれば、年利1%だし良いよね~
と思ってました。

ところが、1年後、円高が始まっていて、解約したら利息分を入れたってマイナス
がーーーん!!
それから数年間は放置していました。
一応利息は入ってきますからね。。

で、ふと気付くと、円相場が120円台に戻ってきました。
そこで解約したので、結局はその間の利息分(数万円)がプラスになり
為替変動のリスクは受けませんでした。

そんなわけでリスクはあるけれど、理解した上で
10年くらいのスパンで運用できるなら
外貨預金もありかもしれません。

まぁ、2年後、為替相場が70円台に戻ったりして
失敗した~~と思っているかもしれませんから
相場は見守りつつ・・・になりますが。

以上、リスクと経費を知らずに損をされる方が減るようにと願い
記事にしてみました。

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