フィギュアスケート カナダ大会
2010年11月1日
フィギュアスケート、カナダ大会が開催されました。
今回は、女子で出場予定だったラウラ・レピスト選手と、サラ・マイアー選手は
怪我のため欠場でしたね。
関連リンク
・テレ朝
NHK杯以外のグランプリシリーズは、テレビ朝日系列で放送されるので
テレ朝にグランプリシリーズのHPがあります。
当然日本語で書いてあるのでわかりやすい!
http://www.tv-asahi.co.jp/figure/
・ISU公式HP:カナダ大会の結果
公式の結果はこちらからどうぞ。(英語サイト)
http://www.isuresults.com/events/fsevent00011182.htm
今回は、テレビ朝日ではなくBSテレビ朝日での放送でした。
我が家はケーブルに入ってるから見られましたが
地上波で放送がない、と言うのは寂しいですねぇ。
でも、BSだとNHK杯かと思うようなシンプルな放送なので
私は結構好きでした♪
出場前の選手の近くで、ぼそぼそとレポートしたりするのは
選手にとっては邪魔なんじゃないか、と気になってしまうので
ただただ、第一滑走から順番に放送してくれる方が
安心して見ていられます。
あと、解説が佐野さんでした(^^)
私は佐野さんの解説が大好き!
ちょっとしたルール説明もしてくれるし、
「うわぁ~転んじゃいましたね~」とかつぶやいてる感じも
あったかみがありますよね♪
カナダ大会の結果
()内はショート、フリーでの順位
男子シングル | ショート | フリー | 総合 | |
---|---|---|---|---|
1 | パトリック・チャン (カナダ) | 73.20(4) | 166.32(1) | 239.52 |
2 | 織田 信成 | 81.37(1) | 155.15(3) | 236.52 |
3 | アダム・リッポン (USA) | 77.53(3) | 155.51(2) | 233.04 |
9 | 南里 康晴 | 61.00(8) | 127.96(9) | 188.96 |
女子シングル | ショート | フリー | 総合 | |
---|---|---|---|---|
1 | アリッサ・シズニー (USA) | 55.95(4) | 116.42(1) | 172.37 |
2 | クセニア・マカロワ (ロシア) | 57.90(2) | 107.10(2) | 165.00 |
3 | アメリー・ラコステ (カナダ) | 55.30(5) | 101.96(4) | 157.26 |
5 | 今井 遥 | 52.52(6) | 102.02(3) | 154.54 |
9 | 村主 章枝 | 48.17(8) | 84.67(10) | 132.84 |
パトリック・チャン、大逆転でしたね~
ショートで3回の転倒もあり、出遅れた感がありましたし
織田君とは8点の差がありましたから
今回は織田君が優勝でしょう~
なんて思ってたのに!
織田君とチャンの点数比較
ショートの詳細 | 合計 | 技術点 (基礎点+GOE) |
演技 構成点 |
減点 |
---|---|---|---|---|
織田君 | 81.37 | 43.37(36.90+6.47) | 38.00 | 0 |
チャン | 73.20 | 36.73(39.80-3.07) | 39.47 | 3 |
織田君は、スピンが全部レベル4で、ステップもレベル3でした。
チャンは、ステップで転んだのでレベル2でしたが、
転んだジャンプも基礎点はそのままだったから、
プログラムとしての基礎点は同じくらいってことですよね。
今回は織田君はジャンプ成功したので、GOEもついて8点差がついたけど
チャンもジャンプを成功してくれば、点差はない、もしくはチャンが上回ってくるって事ですよね。。
フリーの詳細 | 合計 | 技術点 (基礎点+GOE) |
演技 構成点 |
減点 |
---|---|---|---|---|
織田君 | 155.15 | 81.87(76.42+5.45) | 74.28 | 1 |
チャン | 166.32 | 83.18(77.04-6.14) | 84.14 | 1 |
技術点としては、演技を見てて二人ともそう変わらないんじゃないかなぁと思ってたので
ショートの貯金8点があるし~なんて思ってたんですが
点数を見てびっくり。
演技構成点で10点の差がついちゃいました。
別に織田君が特別演技構成点が低いわけじゃなく
むしろ、4位以下の選手と比べたら高い方なんですけどねぇ
NHK杯の時の高橋君の演技構成点が83.58だったので
チャンの点数がすごい!ってことですよね。
パトリック・チャンの演技は確かに見てても素晴らしいから大好きなんですけど
日本のライバルとして見ちゃうと、怖い相手ですね~~
今年の織田君のプログラムは、ショートもフリーもしっとり系と言うか
織田君の味が出てない感じもします。
いろんな一面を見せていくのは大切なんでしょうけど
見ていて楽しくなるのが、織田君の良さな気がするので
どっちか片方、ユニークな構成にしてほしかったなぁ。。
4回転ジャンプ
今回は4回転ジャンプを跳びまくるレイノルズ君がいたので
ちょっと4回転ジャンプの得点に注目してみました。
織田君もフリーで4回転トーループを決めてましたね。
これは基礎点10.3で、GOEは付いてなかったです。
でも、ショートの時の3回転アクセルは基礎点8.5ながら、
織田君の見事なランディングでGOE2.0が付いて
10.50になってたので、実はこっちの方が高得点。
ギリギリの4回転トーループを飛ぶなら
綺麗なトリプルアクセルの方が良いのかも?
もちろん、4回転で見事なランディングが出来たら
さらなる高得点なわけですから、
シーズン後半の織田君の4回転に期待大です♪
あと、織田君がフリーで飛んだ
3回転アクセル+3回転トーループのコンビネーションでも
基礎点12.60にGOE2.0が付いて14.60
レイノルズ君の
4回転サルコ+3回転トーループのコンビネーションが
14.60+0.71=15.31
と得点は上回ったものの、そう変わらない。
でも、織田君の3回転フリップ+3回転トーループのコンビネーションでは
9.40+1.50=10.90
なので、やっぱりGOEだけじゃぁアクセル以外の3回転では
点差が付く一方って事ですね。
ま、基礎点が違うから当たり前なんですケド・・
でも4回転がたくさん決まっても、優勝できない
というのがフィギュアの奥深いところですね。
すごいジャンプを決めつつ、曲のストーリーを演じきる
見ている方は楽しいけれど
選手にとっては大変な時代に突入ですねっ
男子だけで長くなったので、とりあえずここまで。。