CSI：サイバー
2016年1月24日
CSIマイアミ、NYに続いて本家も終了してしまった後、新たなスピンオフとしてスタートしたCSI:サイバー
気が付けばもう10話まで来ていて、折り返し地点だなぁ・・・と思ったら
サイバーって1シーズン13話しかないみたいですっ。
これまでのCSIシリーズは、1シーズン23話前後だったので、一瞬この「全13話」の表示を見て
ま、まさかシーズン1でキャンセルになったのか？！と思いましたが
シーズン2にCSI：ラスベガスのDBが出るってことなので、単に1シーズン13話前後のドラマってことみたいです。
個人的には、やっぱりパトリシア・アークエット＝アリソンだから、
なんとなくジョー亡きあと、子供たちも育ったし転職した、みたいな感覚（笑）
もうこの段階で絶対「つまらない」とは思えない心理状態なので、あまりあてにならない評価ですけど
私はシーズン2も見たいなって思うドラマでした。
ただ、CSIシリーズとして見ると、科学捜査の要素はゼロだし
所属はFBIだし、なんかCSIってタイトルは不自然な感じはしますけどね。
CSIはドラマの都合上、実際よりはスピード感がある展開で
指紋だの顔認証だのも、ものすごい速さで結果が出てきてるんでしょうが
それでも、物的証拠からコツコツと犯人を探し当てる、と言うのが主な流れ。
ところが、サイバーはとにかくスピード感が命って感じで
コツコツ調べてたら被害はどんどん拡大しちゃうし
元ブラックハッカー達が、ガシガシキーボードを叩いて、ハッカー達の攻撃を食い止める！
って感じだから、普通の刑事じゃなくて、専門的な知識を活用して捜査する
と言う意味でのみ、CSIシリーズ感があるのかなぁ・・・って感じです。
ここにDBが来て、どんな展開になるのか、楽しみと言うよりは不安がよぎってしまうっ
新しいドラマを受け入れられるかどうかは、やっぱり各キャラの魅力と
それをどのタイミングで、どんなエピで出してくるかによると思うんですが
その点では、どうせならDBがシーズン1からいたらよかったのになぁって気がします。
たぶん本国では、CSI本家が終了する前にサイバーが並行して始まってるんですよね。
サイバー犯罪課のメンバーは主任であるエイヴリーを中心に
テクノロジーに精通したクラミッツ、ネルソン、レイヴンらがハッキングなどのサイバー犯罪を解決していくスタイル。
現場に行く時は、ドアキッカー、イライジャが活躍します。
エイヴリーは行動科学者でもあるので、容疑者や関係者の仕草からウソを突いているか見抜いたりもします。
イライジャもただの体力自慢じゃなく、爆弾などの科学捜査の知識もあるし
レイヴンも科学捜査の知識がある様子。
まだまだホワイトハッカー達の個性の住み分けは進んでいないけれど、これからその辺りが描かれていけばもっと面白くなる予感がします。
そして、みんなの関係ですが、ホワイトハッカー達とエイヴィリーはどこか親子の様な雰囲気もあります。
ともすれば道を踏み外しがちな彼らを、見守り、時には厳しくしかることで
彼らの能力を、人のためになる方向に使わせている感じ。
サイバー犯罪課はまだまだ立ち上がったばかりの部署ということもあって
周りからの理解を得られていない感じも、ドラマの展開として出てきます。
CSIだって最初は「刑事の勘」だけを信じる人達からは「こんなのアテになんのか」と小馬鹿にされた時期があったように、何かミスすればすぐに手のひらを返されてしまうような環境下で、働いている感じは、応援したくなります。
最初のブラックハッカー出身の子に裏切られた、と言うことも序盤で描かれましたが
また出てきそうな気がします。
ネルソンは新人として入ってきたばかりだから、ちょっと危うさも残ってるし
9話ではクラミッツが絶対に犯人を捕まえたい、と言う一心で一線を越えてしまったり
レイヴンもいじめられていた流れでハッカーになったと言う過去があるから、いじめっこへの復讐に対しては共感する態度を見せていたり、この3人がいなきゃ解決できないけれど、この3人だけじゃぁ危なくもあり。。
この子たちがこの先、どう成長して行くのか
他のCSIのアダムやグレッグ、ダニー、ウルフなんかもシーズンが終わるころには当初よりも人として成長していたように、彼らの今後も気になります。
中盤報告のつもりが、あと3話しかないからCSI：サイバーのシーズン1を見た感想になっちゃいました＾＾；
