世界選手権2010
2010年3月26日
フィギュアスケートの世界選手権が開幕しましたね～
放送はフジテレビ。
生中継してくれるのは良いんですが、何しろ朝早いので
普通の時間に再放送してほしいんですけど
男子と女子で差がありますね～～
■放送時間について
私が見るようになってからは毎年
グランプリシリーズをテレビ朝日（NHK杯以外）
全日本や世界選手権をフジテレビ
で放送されています。
テレ朝は、男女ともに映してくれるし、時差のある国でも
見やすい時間帯に放送することが多いんですが
フジテレビは、視聴率重視なのか
男女でものすご～く扱い方が違います。
女子は土日のゴールデンタイムで
男子は深夜か、やらないくらいの勢い。
今回も、男子は
ショートは生中継なしで、平日の4時から1時間だけ放送
フリーは朝5時くらいの生中継のみで、4時台でも再放送はなし。
ショートが4時にやってたので、フリーも同じ時間にやるだろう
と思いこんでいた私は、どうすりゃいいんのぉ
（ちゃんとチェックしない自分が悪い・・）
録画しとけば良かった、と激しく後悔しつつ
とりあえず、高橋君の演技だけは、とくダネでやってたので
見ることが出来ました。
ちなみに、女子は下記の日程でフジテレビにて放送されます。
女子ショートプログラム 27日（土）19：00～20：54
女子フリー 28日（日）19：58～21：48
エキシビジョン 31日（水）or4月1日（木） 26：05～27：35
↑つまりは録画するなら4/1の2：05～3：35ですね。
高橋君はオリンピックで銅メダル取ったし
織田君、小塚君と、実力・人気共にある選手が他にもいるし
男子だってものすごく頑張ってるのにぃ
もちろん女子も楽しみなので、土日のゴールデンタイムは大歓迎ですが
男子も、もうちょっとマシな時間に放送してほしかったなぁ
と、ひとしきり文句を言ってすっきりしたところで
ネットで調べた結果をご報告。
【同日19時追記】
ぶーぶー言ってた私ですが、結局男子フリー見られましたぁ。
3時に頂いたお菓子を食べながら
テレビを付けてみたら、韓流ドラマがやってて、
この後、番組を変更してフィギュアを放送します、と言うテロップが！
仕事してる場合じゃないじゃん！（いや、働け・・・）
と、そのまま5時までの長い休憩になっちゃいました（笑）
高橋君が金メダル取ったから、古畑任三郎から急きょ変更された模様です。
普段3時に休憩しないし、してもテレビ付けないし
韓流ドラマ見ないのに、なんてグットタイミングだったのでしょう～～
私のブーブーが天に届いたか（笑）
でも朝刊の番組欄には書いてないわけですから
見たかったけど気付かなかった人は多いかも。
良く見たら番組変更の可能性あり、みたいに書いてありましたので
フジテレビは、きっと最初からメダルが取れたら変更するつもりだったんですね。
なんか卑怯だわ～～。
結局ブーブー言ってます
■結果
まずは順位。
金 高橋君（おめでとう～～）
銀 パトリック・チャン
銅 ブライアン・ジュベール
小塚君12位
織田君は28位
と言う結果でした。
・織田君
まさかのジャンプ全ミスです。
どうしちゃったんだろう。具合でも悪かったのかなぁ。
ただ後ろに18人くらいいるので
ジャンプ1個も飛んでなくてもビリじゃないって言うのは
やっぱりスケーティング技術なんかの賜物だよなぁって思いました。
ご本人にしたら、なんの慰めにもならないだろうけど。。
ショートは一応予選、と言う意味合いもあるので
全員がフリーに残れるわけじゃないんですよね。
そんなわけで、織田君は本当にまさかの予選落ちで
フリーで挽回することも出来ない、と言うことになってしまいました。
いつも安定感のあるジャンプで、柔らかいランディングをする織田君だけに
ジャンプでここまでミスをするというのは
本当に「珍しい」なんてもんじゃないですが
こんなこともあるんだな、と勝負の世界の怖さを垣間見た気がします。
スポーツは好きなんですけど、運動音痴な私は
万年補欠タイプで、大舞台なんて立ったことがないから
その重圧とか、緊張感は想像できないんですけど
今回の事をトラウマにせず、次はまた織田君らしい演技をして
魅力ある笑顔を見せて欲しいな、と願うのみです。
今季のチャップリンも、織田君の良さが出てるプログラムだったから
また来季、織田君らしい素敵なプログラムを見せてくれる事を期待したいと思います！
・小塚君
ショート
技術点：46.6 （基礎点39.8＋GOE6.8）
演技構成点：37.6
合計：84.2
順位：4位
3回転3回転の連続ジャンプも、加点が付く出来で
スピンは全てレベル4と素晴らしい演技でした。
・フリー
技術点：59.83 （基礎点60.63＋GOE-0.8）
演技構成点：73.7
減点1
合計：132.53
順位：12位
総合得点：216.73 10位
演技は見られなかったので得点でしかわかりませんが
フリーでは崩れてしまったようですね。
点数を見ると、ジャンプでかなり失敗しちゃったみたいですね。
スピンは1個だけレベル3だったけど、あとはレベル4だったので
そこは安定してますね♪
・高橋君
ショート
技術点：47.4 （基礎点40.0＋GOE7.4）
演技構成点：41.9
合計：89.3
順位：1位
3回転3回転の連続ジャンプ、3アクセルなど
見事に決めてくれました。
スピンやステップでもレベル4が3つあって
全体的に素晴らしい出来だったってことですね～
何より、やっぱり演技構成点が高い！
実際、ストレートラインステップはレベル3だったんですけど
素人目には素晴らしいステップでしたから
そういうところがパフォーマンスの点に反映されてるのかな。
フリー
技術点：81.9 （基礎点74.1＋GOE7.8）
演技構成点：86.5
合計：168.4
順位：1位
総合得点：257.7 1位
4回転フリップは、着氷が少し乱れたけど、転倒することなく決まりました。
でも、ジャッジは回転不足を取っていたので
得点としては3.9
4回転は諸刃の剣ですねぇ。
あと、ルッツでロングエッジを取られていたり
後半の3回転3回転の連続ジャンプでちょっと乱れたりして
ちょっと取りこぼしがあってもったいなかったですね。
9点分くらい損したような気がします。
でも、加点が2点もつく3アクセルもありました。
そして、ステップ、スピンは全てレベル4！
オリンピックの金、銀メダリストが欠場した中での今大会。
金メダルを取ってもねぇ
なんて意見も出そうですが、
バンクーバーのライサチェックの得点が257.67でしたから
胸を張って1位なのです！
実際には、ジャッジが違うから点数は参考という感じにはなっちゃうんですけど
まぁまぁ、素直に喜びましょう～～
・パトリック・チャン
技術点：47.4 （基礎点39.9＋GOE7.5）
演技構成点：40.4
合計：87.8
順位：2位
技術点：78.02 （基礎点74.7＋GOE3.32）
演技構成点：82.4
減点1
合計：159.42
順位：2位
総合得点：247.22 2位
やっぱり怖い選手ですよねぇ。まだ19歳でしたっけ？
まだ良い時と悪い時の差が結構ありますけど
演技構成点なんかも高いので、
うまく言った時には高得点をたたき出してきます。
・ブライアン・ジュベール
技術点：47.9 （基礎点42.6＋GOE5.3）
演技構成点：39.8
合計：87.7
順位：3位
技術点：73.84 （基礎点75.54＋GOE-1.7）
演技構成点：81.2
減点1
合計：154.04
順位：4位
総合得点：241.74 3位
バンクーバーから1ヵ月、よくぞここまで持ってきましたね～
フリーで転倒もあったようですが、見事銅メダルです。
ショートのステップは、ジャッジはレベル3としていますが
ジャンプが成功した後のステップは、かなり格好良かったです！
ということで、高橋君は10点以上の差をつけての
堂々1位、金メダルです。
日本男子史上初の、世界選手権の金メダル、なんですよね。
試合後のインタビューで、結構リラックスして出来た
と言っていたのも印象的でした。
やっぱりオリンピックって違う空気なんでしょうね。
それが終わった後の試合だから
一応大舞台だけど、妙にリラックスして出来たのかな。
トリノオリンピックの時は、精神的な脆さが出た感じはあったので
この4年で、たくさんの練習、経験を積んだからこその
今年のトリノ、ということなのかもしれません。
明日の女子も楽しみです！
