フィギュアスケート 2011-2012 全日本選手権
2011年12月28日
12/22～12/25 に全日本フィギュアスケート選手権大会が開催されました。
関連リンク
・日本スケート連盟 公式結果サイト
http://www.skatingjapan.jp/National/2011-2012/fs_j/national/index.htm
男女ともに3強と呼ばれる選手が表彰台に上りましたね～
しかし、結構波乱というか劇的な展開にはなりました。
主な結果
| 男 子 シングル |
ショート | フリー | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TES | PCS | 合計 | TES | PCS | 合計 | ||
| 1 高橋 大輔 | 50.70 | 45.35 | 96.05(1) | 74.65 | 86.90 | 158.55(3) | 254.60 |
| 2 小塚 崇彦 | 45.30 | 40.30 | 85.60(2) | 84.87 | 81.50 | 165.37(2) | 250.97 |
| 3 羽生 結弦 | 37.12 | 37.20 | 74.32(4) | 88.59 | 79.00 | 167.59(1) | 241.91 |
| 女 子 シングル |
ショート | フリー | 合計 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| TES | PCS | 合計 | TES | PCS | 合計 | ||
| 1 浅田 真央 | 33.80 | 31.60 | 65.40(2) | 54.43 | 64.24 | 118.67(2) | 184.07 |
| 2 鈴木 明子 | 28.56 | 31.04 | 59.60(3) | 56.87 | 62.80 | 119.67(1) | 179.27 |
| 3 村上佳菜子 | 35.92 | 29.64 | 65.56(1) | 48.21 | 59.92 | 107.13(6) | 172.69 |
| 4 今井 遥 | 30.22 | 27.60 | 57.82(5) | 53.25 | 55.60 | 108.85(5) | 166.67 |
TES=Technical Element Score（技術点）
PCS＝Program Component Score（演技構成点）
男子シングル
高橋君
ショートはすごかったですね～！！
4回転着氷した段階で感動しちゃって、手をバチバチ叩いてたので
後のジャンプがなんだかよく見てなかったんですが
後からスローで出たのを見て、4回転3回転と気が付きました＾＾；
6年ぶりの成功とか。本当にすごいことです。
国際試合じゃないから参考得点になるようですが
世界選手権でパトリック・チャンが出した点数（93.02）を
上回っていました。
が。しかし（笑）
フリーはご本人も「やっちゃった」と言っていたように
”３コケ”しちゃいましたっ。
世界フィギュアでは両方ともうまくまとめて
ぜひとも１位を取って欲しいですね＾ ＾
小塚君
ショート、フリーともに2位にはなってしまいましたが
どちらも大きなミスなく滑ったのは小塚君だけなので
安定感がありますね。
演技構成点も8点台に乗せてきているし
世界フィギュアまでにはさらに滑りこんでくるでしょうから
ショートにも4回転も入れたらどうなるのか・・今から楽しみです♪
羽生君
フリーの最後、「うぁ！また失敗しちゃった～～」って思いました。
やっぱりまだまだ体力が課題なんですね～
演技終了直後にハァハァ言っているイメージがあります。
あと汗がすごい（笑）新陳代謝が活発なんだなぁ、といつもうらやましく見ています。
しかし！なんといっても所属は「高校」なんですよね。
すごい演技だから忘れちゃいますけど、本当はまだまだこれから伸びていく選手なわけで
そう考えると本当にすごいなぁと感心しちゃいます。
今回、「3強」と言われた男子ですが
本当は織田君も入れて4強なんですよね。
でも、膝の調子が悪いようで今回は欠場でした。
織田君のなめらかな着氷が見たかった。。
女子シングル
こちらも3強と言われていて実際、この3人だろうなって人が
表彰台に上りました。
でも、若手も台頭してきて、今後が楽しみになる試合でした♪
真央ちゃん
真央ちゃんはトリプルアクセルは回避してきましたね。
それでも勝てたんだし、あまり固執するのも良くないから
トリプルアクセルにばかり言及しなくていいと思うんですけど
インタビューとかではどうしても聞いていますね。
もう少しその辺、気を使えないものかと気になります。
愛の夢をすべり終えたときのほっとしたような
何とも言えない表情を浮かべていたのが印象的でした。
優勝できたことはうれしいでしょうし、すばらしいけれど
やっぱりあまり「おめでとう」を言われるのも辛いんじゃないかなぁ
気丈にふるまっているからこそ、インタビューは短めにするとか
周りも配慮したらいいのにって思ってしまいました。
そして、彼女は「スポーツマン」だなって思いました。（ウーマンだけど）
ずっとかわいらしいって思ってたけど、今回格好良いって思いました。
常に注目される立場にあって、辛いこともあるだろうに
それでもすべてをさらけ出すでもなく、心閉ざすでもなく対応している姿に
すごい人だと尊敬してしまいました。
世界フィギュアで納得いく演技ができることを祈るばかりです。
個人的な意見としては・・
フジテレビで放送すると、どうも余計なことが多い気がします。
好みの問題でしょうから、あの感じが好きな人も多いと思いますが
選手の紹介ビデオがどうにもわざとらしい。。
理沙姫とか、センター争奪戦とか
選手たちは「スポーツ」の「試合」として真剣に演技しているのに
安っぽくなってしまう気がします。
フィギュアって、体力も筋力もいるスポーツでありながら
芸術性も問われるし、シングルの場合は一人で
大勢の観客の前で演技するという精神力も試される
見た目の優雅さとは対照的に結構ストイックなスポーツだと思うんですよ。
だからちゃんとアスリートとして扱ってほしいなって思っちゃいます。
高島アナがいるのも毎年意味がわからない。。
少しは勉強してるのかなぁ。
誰でも聞けそうな、答えに困るような質問が多くて
インタビュー慣れしている選手たちでも「えっと・・」って感じの時があって気の毒になってしまいました。
初めて見た時は、局から急に言われたのかな、仕方ないよねって思ったけど
今年も大して変わらないコメント、質問で
メインで実況しているアナが質問すれば良いのにって思いました。
選手のみんなはインタビュー慣れしているし気さくだから
良い質問をすれば色々話してくれるだけに
もっと違うことを聞いて欲しかった。。
あと、試合前の選手の近くでアナウンサーがなんか言ってるのも
選手にとっては邪魔なんじゃないかと気になります。
まぁ、私は選手の関係者でもなんでもないんですけど＾＾；
毎年テレビで演技を見て楽しませてもらっている者としては
選手が演技に少しでも集中できる環境を用意してほしいなぁと願うばかりです。
次は四大陸そして世界フィギュア。
シーズン後半のノッてるプログラムを見るのが楽しみです♪
