救命医ハンク 第3話 見えない敵
2010年8月4日
【ネタバレ】
ハンクと一緒にジョギングしていたエヴァンが
散歩中の犬に声を掛けると、威嚇しようとした犬が
勢い余って、散歩をさせていたベニーを噛んでしまいます
病院で消毒するよう念を押したハンクですが
病院に行けば何時間も待たされるし
その間散歩の仕事をしていれば、お金になるから
とベニーはそのまま放置してしまいます。
後で様子を見に行くと、傷口が膿んでしまって大変なことに。
ハンクが急いで病院に連れていき、緊急であることを告げたため
事なきを得るのでした。
一方、今回のお金持ちの患者さんは上院議員の息子ケンドリック・エヴェレット
名門大学のアメフト部に入部が決まっているため
プライバシーを守って検査をしたい
と最初は単なる(VIP用の)健康診断のお願いでした。
機材がないから病院に行かないと、と母親を説得するハンクですが
買った方が早いわ。と部屋には真新しい検査機器がそろっているのでした。
健康状態に問題はない、と思われたケンドリックでしたが
翌日、アメフトの練習中に目がかすみだし、体が痛いと倒れてしまいます。
MRIで検査する必要があるのですが、「プライバシー」が重要な母親は
どーしても病院には連れて行かないと言い張ります。
彼女には、息子を名門大に入れ、将来は議員にと言う夢、ではなく「計画」があるのです。
妹は週末、兄と遊んでいて地面に倒してしまったから
その時頭を打ったのがいけなかったのかも
と自分を責めますが、それだけでなく、母親から計画の邪魔をしたと叱られる事もこわがっているようでした。
ジルに強引に頼み込んで移動式MRIを借りるハンク
ギランバレーや筋無力症が疑われますが、
検査結果から違うことが分かります。
症状が悪化したことで母親は怒り、他の医者に見せるため
病院に連れていくと言いだしますが
もう動かせる状態ではなくなっていました。
妹がこうなったのはママのせい、ハンクに任せるしかない
と母親に食ってかかるります。
そんな中、散歩中に鹿を見た事を思い出したハンクは
ケンドリックの耳にピンセットを入れて
「鹿ダニだ」と小さな虫を取りだすのでした。
ダニさえ取り除いてしまえばすぐ治ると言う事で
今回も一見落着。
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今回もハンプトンズに住む子供たちは、苦労していました。
過剰な期待でも受け入れるしかないと言うのは大変ですよね!
ハンクがそんな子供たちの気持ちを、ちょっとだけ楽にしてあげるシーンがあるのも見ていてほほえましいです
ジルはMRIを買えるくらいのお金持ちのために
強引に移動式MRIを借りていくハンクと
治療代を払えそうにもないベニーを助けるハンク
どっちが本当のハンクなの?と聞きます。
ハンクはお金持ちからはきちんと治療代をもらい
払う事が出来ない人の赤字はなんとかする、と言う方針。
だから、ハンク自身はセレブにはなれそうにもないですね。
最後の方でボリスが出てきて、意味深な事を言っていました。
今はゲストとして住まわせてくれてるボリスだけど
何やらたくらんでいるのか
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