ガルシアの過去
2015年4月15日
クリミナル・マインド シーズン9の12話で
ガルシアの過去のお話が登場しました
【ネタバレ】
2004年当時、ハッカーだったガルシアはFBIに逮捕され
ホッチの尋問を受けていました。
ブラッククイーンと呼ばれ、傷ついた人たちのためにハッキングをしていたガルシアに
同じ事をFBIでできると、ホッチは履歴書を提出するか、起訴されるかとオファーします。
その直後に担当したのが、ガルシアの最初の事件で
サンノゼで起きた娼婦殺しでした。
犯人のサム・ラッセルは2週間後に処刑予定でしたが
BAUが有罪判決を再検討することに。
司法省のハッキングされ、サム・ラッセルは無実だと表示されるようになっていたのです。
正義派ネット集団「スターチェンバー」と言う団体によるもので
ラッセルは伝説のハッカーでもあったため
救おうとしている様子。
当時8人が殺され、刺殺と絞殺を交互に行っていたことで
共犯説もあったが、ラッセルが全てを詳細に自供したため有罪になっていました。
しかし、スターチェンバーは、裏工作を疑っているのです。
ホッチとJJがラッセルに面会するため刑務所を訪れると
中糸代わりに髪を使った数珠を持っていて
無実の罪で処刑される悲劇に耐えていると言います。
当時、ジャンキーだった彼は
担当刑事に自白と引き換えに薬を与えられ全て認めたと主張しました。
一方、ガルシアは、ハッキングされていたサンノゼ警察で調査中。
厳重なセキュリティを抜けて、ラッセルの事件資料は全て盗まれていました。
仕掛けられていたトロイの木馬に
ハッカーが残すサインがないか調べていると
そこには当時のガルシアが使っていたサインが残っていて
黒幕は、ガルシアの師匠シェーン・ワイエスだとわかります。
冒頭にBAUでセクハラセミナーがあって、そこに「Baby Girl」に代表される(?)
モーガンとガルシアの独特なコミュニケーションが取り上げられて
“不適切”と称されていたんですが、これが漏れた理由も、この辺にあったようです。
再び刺殺と絞殺で娼婦が殺され
ラッセルの無実が濃厚となります。
しかし、再捜査には盗まれた捜査資料が必要で
シェーンはラッセルを通じ、ブラック・クイーンとなら話すと言ってきます。
そして、ガルシアは当時の格好に戻り、シェーンに会いに行くことになります。
今回のプロファイルは二つ。
ラッセルが無実で、前回の真犯人が10年の間を置いて再開したケースで
もうひとつは、模倣犯。この場合、かなり正確に模倣していることから
資料を持っているスターチェンバーのメンバーが犯人である可能性が疑われました。
そんな中、シェーンの元に向かったガルシア。
また被害者が出ているから、資料を返すように頼むのですが
事件をきちんと捜査してほしくて資料を盗んだ
FBIは影の共犯社を見逃している、と訴えるシェーン
モーガンとのやりとりを持ち出し、自分が愛したタフな女性はもういないと
ガルシアの頼みを断るのでした
再び娼婦が殺され、今度は絞殺したあとで刺すと言う手口に進化
被害者たちが持っていたPCやスマホのデータは消されていて
最後の客の情報もつかめない状態でしたが
一人だけ辿りつけた客が、協力してくれることに。
その証言から、フリーで活動する彼女たちが同じサイトを参考に商売をしていたことが分かります。
そしてそのサイトはラッセルが作っていたとわかります。
ガルシアは再びシェーンに接触を試みます。
今度はPC上で。
シェーンにとっては、本当はラッセルのためじゃなくガルシア
というか、ガルシアとモーガンが目的だったと見抜いたモーガンの助言を受けたガルシアは
ナルシストのシェーンに対し、どちらが先に真犯人を見つけるか、と勝負を持ちかけます。
公平に戦うには資料が必要だから、BAUのプロファイルと交換するよう取引したのでした。
送られてきた資料を見るリード達。
彼らはラッセルのハッキングには陰の共犯いて
その人物が殺しの犯人だと考えていることがわかります。
モーガンは、プロファイルは両方合っていたと気づきます。
真犯人である共犯者が、10年の間を開けて犯行を再開し
ラッセルの手口も模倣していたのです。
それを証明するため、JJとホッチが再び刑務所を訪れます。
資料から、犯人は首を閉める際、髪をのどに集めていたことがわかり
それは、今回の模倣犯が真似していない特徴だったのです。
ラッセルが持っていた数珠の髪は、被害者たちの物で、共犯者が差し入れていたのでした。
一方シェーンはBAUから届いたプロファイルを見ていました。
反体制のハッカーが犯人だなんてありきたりだと憤るシェーンでしたが
仲間から渡された飲み物には薬が。
共犯者はやはりスターチェンバーにいたのです。
シェーンを犯人にしたて、自殺に見せかけて殺そうとするのですが、
犯行に使われていた薬を追って、そのことに気付いたFBIが間一髪駆けつけ、シェーンは一命を取り留めたのでした。
余談ですが、このシェーンは、救命医ハンクでエヴァンを演じている
パウロ・コスタンゾが演じていました。
だからど~も、エヴァンが「どうだよ、俺、ハッカーっぽいだろ?」って言ってるみたいで
凄腕ハッカーに見えなかった(笑)
そして、助かって良かった~って思っちゃいました。
実際、ナルシストなハッカーってだけでしたしね。
ガルシアがどうしてFBIに入ることになったのかとか
モーガンとのやりとりも面白いエピでございました~