CSI:科学捜査班 シーズン9
2010年4月27日
CSI:科学捜査班 シーズン9がWOWOWでスタートしました。
ウォリックが撃たれると言う衝撃のフィナーレを迎えたシーズン8の
続きからスタートです。
今シーズンは新メンバーも増えるようだし、
どうなっていくのか楽しみです。
【ネタバレ】
シーズン8最終話で、グリッソム達チームのメンバーが
一緒に仲良く食事をしたあと、
ウォリックがマッキーンによって銃撃されました。
マッキーンは本部に警官が負傷と連絡を入れ
本部からの連絡を受けたグリッソムが現場に向かいます。
そして、瀕死のウォリックを車から出し
なんとか助けようとするのですが
そこへマッキーンが犯人を見失った風に戻ってきます。
まだ生きていたウォリックに、一瞬ぎょっとするマッキーン
けれど、犯人をグリッソムに伝えることもできないまま
ウォリックはグリッソムの腕の中で息を引き取るのでした。
別の犯人を仕立てるという小細工をしたマッキーンですが、
ウォリックを殺した犯人をCSIチームが間違うはずもなく、
無事逮捕されます。
捜査の過程で、ウォリックが息子の親権争いのために撮っていたビデオが見つかります。
父親を選べるのなら、グリッソムが良い
と言うウォリック。
グリッソムもきっと息子の様な気持ちでいたはず。
第3話でカウンセラーがCSIに常駐するようになりますが
普通に仕事をしているように見えるグリッソムが
実はかなり精神的にまいっていることがわかります。
他のメンバーもカウンセリングなんて
と言ってる余裕もなく、相談に行っているシーンもありますが
グリッソムは試薬を入れ忘れたり
どこか仕事に手が付かない雰囲気。
カウンセラーに「ハンクのことで」と話しかけたところで
ホッジスに話しかけられ仕事に戻ったグリッソム
愛犬の名前だとわかって、カウンセラーが怒りますが
ハンクの食欲がないのは、飼い主の状態に影響をうけているのか
と言う相談だったのです。
いくら犬が飼い主に影響を受けると言っても
ちょっと落ち込んだくらいじゃそうはならない。
グリッソムの心の傷の深さがよくわかるエピソードですよね。。
キャサリンも、携帯を掛けようとして最後の着信か発信が
ウォリックだったようで、それをみて一瞬止まっていたり
マッキーンを追いつめたニックが
撃ち殺しかねない雰囲気で銃口を向けていたり
ウォリックの死はチームに大きな影響を与えたのでした。
シーズン8でベガスをさったサラも再登場しましたが、
やっぱりベガスにはいられない、と再び去って行ってしまったので
グリッソムにとっては、つらい時期と言うことになります。
ウォリックが欠けたことで、チームのシフトは
より過酷なものにもなりました。
もともとサラがいなくなっていたわけですから
人手不足は深刻。
そこに、新人ライリーが入ってきます。
見た目は温和そうと思ったんですが
話し出したら勝気というか過激と言うか
サラの強気とキャサリンの勝気を
両方持ってるようなキャラでした。
カウンセラーのアルウィックは、ERのエリザベス役だった
アレックス・キングストンが演じてましたが
どうもこの1話しか出て来ないみたいですね。
配役的にも、この辺をもうちょいいじるのかと思ってので
ちょっと意外でした。
もともとCSIは科学捜査を売りにしてるわけですから
あまりヒューマンドラマっぽくしたくないのかもしれませんね。
シーズンを重ねると、恋愛や対人関係の話に流れがちだから
かえって3話だけ追悼エピって感じの方が良いかもしれませんね。
(実際の役者さんが亡くなったわけじゃないけど)
ちなみに、ゴシップネタになっちゃいますが
ウォリックを演じていたゲーリー・ドゥーダンは
降板発表前後に、パパラッチを殴ったり
麻薬所持で逮捕・起訴されたりしていたので
降板理由はその辺りなのかな。
でもリハビリをうけることで禁固刑にはならなかったので
今年、映画出演をするなど仕事は再開しているようです。
ということで前半3話のまとめでした。