キム・ヨナVS真央ちゃん 軍配はキム・ヨナに
2010年2月26日
バンクーバーオリンピック、女子フィギュアスケートも終わりました。
真央ちゃん銀メダルでしたね。
本当はすごいことだし、おめでとう!!と言うところなんですが
こんなに悔しい銀メダルも珍しい。
ジャンプで失敗はあったものの、それがなかったとしても10点以上の大差での負けです。
どこまで強いんだキム・ヨナちゃん!!
二人の得点を比較してみます。
■キム・ヨナ
78.3+71.76-0=150.06
【要素別】
ジャンプ:56.7
ステップ:4.3
スピン:11.9
スパイラル:5.4
うち、技術点:60.9 GOE:17.4
■浅田真央
64.68+67.04-0=131.72
【要素別】
ジャンプ:42.38
ステップ:4.4
スピン:11.9
スパイラル:6.0
うち、技術点:55.86 GOE:8.82
真央ちゃんは3連続ジャンプのフリップで回転不足を取られていたのと
3トーループが1回転になっちゃったミスがあったので
技術点と、本来付いたであろうGOEを考えると9点は損した計算。
でも、それを足しても、140点ですから、10点の差があると言うことです。
何が違うのか。GOEです!
男子のキンメダリスト、ライサチェックでも9.64しかなかったGOE
真央ちゃんはジャンプに失敗しつつも9点近く取ってますが
キム・ヨナは驚異の17.4点です。
GOEはある程度主観が入ると思うので
真央ちゃんの3ループが+0.6で、キムヨナの3ルッツが+2.0なのは
なぜなのか、素人にはさっぱりわかりません。
確かにキム・ヨナは素晴らしい演技だったけど
10点も違うのかなぁ・・・
■キム・ヨナが男子に出ていたら?
ここまで高得点だと、男子に換算するとどうなるでしょう。
演技構成点が、女子は1.6倍、男子は2倍になるので
89.7になり、フリーの合計は168
すでにライサチェックを上回ってます
ショートを男子換算した86.95を足すと、合計254.95で
男子に混ざっても銅メダルを取れることになります。
しかも、女子は要素が1個少ないので、
実際に男子の大会に出るならジャンプをあと1回飛べます。
ダブルアクセルを飛んだとすると、加点も含めて少なくとも+4点
合計するとフリーは172点となり、ショートとの合計は258.95
ライサチェックが合計257.67でしたから
男子に混ざっても金メダルってことです
4回転を飛ぶ、プルシェンコよりも上って・・・
真央ちゃんはどうしたら勝てるんだぁ~~
ただ、ショートの女子初のトリプルアクセルに続き、
女子フリーで世界初のトリプルアクセル2回成功
と言う記録は作ってくれました!
世界新記録は塗り替えられていく運命だけど
「世界初」は、絶対に書き換えられない記録ですからね。
そしていつか、歴代最高得点を、最高の演技で塗り替える真央ちゃんを
期待したいです。
高い壁でも、真央ちゃんが悔し涙を流していた以上
きっと挑戦していくのだと思うので、今後の活躍に期待したいです。
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